e-LOUPEの旬ネタコラム

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内覧会を戸建て住宅で行う際の流れや注意点について解説

2020.09.04
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

「戸建て住宅の内覧会を行う予定です。チェックすべき場所や注意すべき事について詳しく知りたいです。」

このような方のためにこのページでは戸建て住宅の内覧会について

  • 引き渡しまでの流れ
  • 内覧会で行うべきこと
  • 内覧会でチェックすべき事

といったテーマでご紹介していきます。

内覧会は住宅を引き渡す前の最終確認の場であり、建物に異常がないかどうかを調べる大切なタイミングです。「あの時もっとしっかり見ておけばよかった・・・」とならないためのポイントをご紹介していきます。

戸建住宅の内覧会から引き渡しまでの流れ

戸建住宅の内覧会を開催してから引き渡しを行うまでの流れとして

戸建住宅の内覧会で行うべきこと

戸建住宅の内覧会で行うべきこととして

  • 建物の不具合のチェック
  • 内装の傷やヘコミのチェック
  • 設備のチェック

などが挙げられます。

建物の不具合のチェック

そもそも建物に大きな欠陥がないかどうかを確認することは引き渡し前に行うべきことの中で最も大切です。天井での雨漏りや床下での配管の水漏れなどの不具合に気づかないまま過ごしてしまうと、建物の劣化を早めてしまいます。

確かに新築住宅ならばある程度の保証はメーカーや工務店で行なってくれるのかも知れませんが、その家に長く住みたいと考えているのであれば大きな欠陥の有無の確認は必ず行うべきです。

また、少し細かい話にはなりますがシーリングや防水部分の割れなどは、住み始める前の時点では特に問題がないかもませんが、しっかりと内覧会の時点で補修を行っておくかどうかで住み始めてからの劣化の進行の度合いが変わってきます。

ちなみに大きな欠陥の有無とは具体的には

  • 建物の耐久性に影響を及ぼすような構造的な部分
  • 雨水が建物に入ってくるのを防ぐ場所

に不具合がないかどうかで判断をすることができます。

内装の傷やヘコミのチェック

フローリングのヘコミやクロスの剥がれは内覧会の時点で売り主に指摘を行えば無償で直してもらうことができます。逆に言うと、引き渡し後住み始めてからヘコミや傷に気づいたとしてもそれを無償で直してもらうことは難しくなってしまいます。

「どうせ住み始めたら傷は付くものだから」と考えている人であれば問題はありませんがもし、「新築なのに最初から傷があるなんて」と思う人であるならばしっかりと内覧会でチェックを行なっておくことをおすすめします。

設備のチェック

内覧会では住宅に備え付けられている

  • トイレの温水洗浄便座
  • 換気扇
  • キッチンまわりの機器

などの設備について、それぞれ説明を受ける事になりますが住み始めてから設備が上手く作動しない、というケースも稀に存在します。新築の戸建て住宅であるならばそれぞれの設備には保証がついており相談すれば無償で直してもらえるケースが大半ですが、それでも最初に使いたいと思ったタイミングで上手く動作しないと手間がかかってしまうことに変わりはありませんので、しっかりと確認をしておくことをおすすめします。

戸建住宅の内覧会でのポイント

建売住宅の内覧会を行う上でのポイントとして

  • 服装に気をつける
  • 建物をチェックするための道具を用意する
  • 専門家を活用する

が挙げられます。

服装に気をつける

内覧会を行う建物は空調が使えない事が多く、体温調整を行うための工夫を行うことをおすすめします。また、建物のあちこちを見て回るのでなるべく動きやすい服装にしておくといいでしょう。

こちらのページでは詳しくご紹介していますのでもしよろしければ御覧ください

▼内覧会の服装は暑さ寒さの対策が必須!注意すべきポイントまとめ
https://www.eloupe-teoria.com/column/nairan_hukusou/

建物をチェックするための道具を用意する

戸建ての建物を見て回る上で、用意しておいたほうがいい道具がいくつかあります。例えば

  • クロスの傷を確認するためのライト
  • 傷がある場所の写真を撮影するスマホ
  • 実際の傷がある場所に目印をつけるマスキングテープ

などです。詳しくはこちらのページでも解説しているのでもしよろしければ御覧ください

▼内覧会の持ち物は何が必要?これだけは持っていこう!
https://www.eloupe-teoria.com/column/nairan_mochimono/

専門家を活用する

建物の構造に関しては専門的な知識がある人でないと判断が難しい場合が多く、また知識だけでなく実際に調査を行なってきた経験がないといざ内覧会に臨んでも見落としがちな事が多くなってしまうのも事実です。そこで専門家に建物を調査してもらう「ホームインスペクション」サービスを活用すれば、そのような確認作業を代わりに行なってくれるので、より安心感を得ることができます。

まとめ

今回は戸建住宅について、当日にやるべきことや注意すべきポイントについて解説してきました。慣れない作業が多く大変だとは思いますが、「もっとしっかり確認しておけばよかった」という後悔が残らない内覧会にしていただければ幸いです。

e-LOUPEでは建物に不具合がないかを確認する「ホームインスペクション」を実施しています。もし「建物について専門的な分野の調査はプロにお願いしたい」思われた方は是非お気軽にご相談ください。

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。