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内覧会の同行・立会いサービスの必要性と具体内容(新築・一戸建て)

2019.11.22

新築一戸建て物件を購入・契約したとき、引き渡し前に実施される内覧会(竣工検査・施主検査)があることをご存知ですか?注文住宅であっても建売住宅であっても内覧会が行われ、そこでお客様ご自身が建物の状態を最終確認することができます。
そんな大切な機会ですから、お客様だけでチェックすることなく、プロの目線でしっかりとチェックをしてもらうために、内覧会の立会い・同行サービスを賢く利用しましょう!

木村画像  e-LOUPEスタッフ 木村

内覧会とは

内覧会とは、新築の建物が竣工(完成)し、お客様に引き渡しされる前に行われる検査のことです。施主検査や竣工検査などとも言われます。戸建てでもマンションでも実施され、不具合の確認を施主様ご自身で確認していきます。その際、不具合や傷などが見つかった場合、確認をとった上で手直しなどを要求することができます。
内覧会を実施後、問題が無いこと確認したのち、購入した物件の引き渡しとなります。
また、今回の内容とは異なりますが、新築完成後の入居前に購入検討者向けの見学会を実施する場合があり、これも内覧会と呼ばれます。

 

内覧会をお客様で対応するか専門家に同行してもらうか

内覧会同行調査
内覧会はあくまで物件を購入したお客様に対して実施されるものですから、必ずしも専門家(建築士・ホームインスペクター)に同行してもらう必要はありません。
それに内覧会に専門家が同行する場合、少なからず費用が発生しますから、「自分でチェックできるならそれで十分かな」と考えてしまうかもしれません。
ですが、高額な費用で購入し、今後住み続けるであろうマイホームですので、本来は“最終チェック”である内覧会には万全を期すべきでしょう。

 

一戸建で内覧会に同行してもらうか判断するポイント

お客様ご自身が内覧会を何度も経験している場合や建築関係に詳しいなどの場合は、建築士やインスペクターに同行を依頼する必要性は低いかもしれません。では、どのような場合、内覧会を建築士に同行してもらうべきなのでしょうか。具体的な例を見てみましょう。

  • 建売や分譲地で建築中の状態をみていない
  • 自分では施工不良なのかの判断がつかない
  • 床下や屋根裏は自分ではチェックできない
  • 入居後の不具合発見のリスクを最小限にしたい
  • 一生に一度のマイホームなのでしっかりとプロの方に見てもらいたい

このような不安や気持ちをお持ちの場合は、内覧会の同行検査を依頼すべきでしょう。

 

一戸建ての内覧会で確認するポイント

傷や汚れのチェック

施工不良のチェック

施工時の不手際などによるミス、雑な仕上げ、手抜きなども内覧会でチェックすべきポイントです。この施工不良については、住み始めてしまうと家具で隠れてしまったり、気づくのが遅れてしまう可能性があるので、内覧会時には時間をかけて確認することが重要です。

傷や汚れ

傷や汚れについても内覧会の時にチェックしておくことができます。しかし、傷や汚れなど「構造や雨水、設備」以外の小さな項目は立会う専門家(インスペクター)の診断対象ではありません。傷についてはご自身でチェックをしましょう。

ポイント
傷や汚れなどのチェックには、マスキングテープなどの活用がおすすめです。詳細は「内覧会への同行を依頼する際の注意点について解説!」でご説明しておりますので、こちらも併せてご確認ください。

 

内覧会同行のサービスを活用する大きなメリット

鉄筋検査
自分自身のチェックでは見落としがちな細かい項目を、専門家が同行することで抜け目なくチェックすることができます。特に、日常的にインスペクションを実施しているプロの目線でチェックしてもらえることに大きなメリットがあるでしょう。
また、専用の機器類を活用しながら調査しますので、精度や質を高くすることが可能です。

使用する主な機材

  • 木材水分計
  • 精密水平器
  • レーザーレベル
  • 鉄筋検査機
  • 高所カメラ
  • クラックスケール・針

など

 

内覧会同行とホームインスペクションの違い

「内覧会同行での住宅調査」と、「ホームインスペクション(住宅診断)」は基本的に同じです。ですから、内覧会同行は内覧会のタイミングでホームインスペクションをするサービスとも言えます。
では新築戸建住宅の場合、内覧会の時でないとホームインスペクションは実施できないのでしょうか?実は、必ずしも内覧会のタイミングである必要はないのです。新築の場合は、「物件の見学段階」や「契約前」などで実施することができます。特に、契約前にインスペクションができると大きな不具合があったときに無条件で候補から外すことができます。契約後だと、すでに支払っている手付金などが戻ってこないなど、契約解消に負担が生じる恐れがあります。既にインスペクションの存在を知っているのであれば、内覧会のタイミングに慌てて同行業者を探すのではなく、申込み後~契約前の段階でホームインスペクションを依頼するのがベストでしょう。

 

内覧会同行の具体的な内容

戸建て住宅の場合、建物全体の状態を確認します。例えば「基礎や外壁、屋根などの住宅の外側」や、「床や壁の傾斜、窓などの室内」、「床下や屋根裏の住宅の裏側」など、構造や雨水に関わることがメインとなります。
より細かい内容については「e-LOUPEの診断内容・スタッフ」のページを御覧ください。

 

内覧会の同行業者選びで注意するポイント

最後に、内覧会に立ち会ってもらう業者を選ぶときの注意点についてお話します。探してみると、多くのホームインスペクション業者が内覧会の立会いをしています。ですが、その業者によってチェック項目や内容、資格、価格などがバラバラです。ですから、その中から選ぶのは意外と難しいものです。
ここでは、特に意識したい箇所をご紹介します。

床下や小屋裏は進入(詳細)調査にする

床下などの狭い空間の確認方法は、内覧会同行業者により様々です。

  • 点検口から覗いて見える範囲で確認する場合
  • 点検口から進入し、奥まで入って隅々を確認する場合
  • 通常は覗いての点検だが、追加料金を払えば進入調査となる場合

最も多いのは、「点検口から覗いて見える範囲で済ませる方法」です。この場合、確認できるのはごく限られた範囲となるため、確認方法としてあまり意味がありません。内覧会の同行を依頼するメリットの一つは、床下や小屋裏のような専門性を必要とする箇所を確認できる点です。床下や小屋裏の調査方法については必ず確認しておきましょう。

戸建ては二級建築士、マンションは一級建築士

基本的に建築士の資格を持っているインスペクターであれば問題ありません。一級建築士と二級建築士の違いは、扱える建物の大きさにあります。二級建築士の場合、戸建て住宅が専門となるため戸建家屋の構造や不具合などに慣れています。一級建築士も戸建住宅を扱うことができますが、多くの場合、大規模な建造物(ビルやマンションなど)に携わることが多いです。戸建住宅を現場レベルで理解している、という点で考えると戸建ての場合は二級建築士を選ぶといいでしょう。
しかし、マンションの場合は一級建築士の分野となるため、戸建て家屋と違い一級建築士を選択するべきです。

無料や低価格の業者には注意

内覧会同行の相場は、床下・小屋裏の進入調査を含めると8万円~14万円です。これよりも安い場合(~5万円)、または無料を謳っている場合は注意すべきです。
格安の場合も無料の場合も、調査後の別の工事やリフォームを提案するために実施されることが多く、第三者の立場でホームインスペクションをするという点で問題となるでしょう。
同行を依頼する業者を選ぶときは、必ず第三者の立場で立ち会うかが明確な業者に依頼することが大切です。

 

まとめ

内覧会への同行について、その必要性と内容についてお話させていただきました。これから住み続けるマイホームに安心して入居できるよう、少しでも不安な点があるのであれば、内覧会立会いを活用されることをオススメします。

また、実施を検討されている場合は、内覧会の実施日が決定した時に申込みをすることが大切です。直前の依頼だと日程的に対応が難しい場合が多く、「同行をお願い出来なかった」という思わぬ事態となる恐れがあるからです。

最近では、内覧会への同行サービスを取り扱う業者も増えて来ましたが、いわゆる経験が豊富な老舗のインスペクション業者はまだまだ限られた数しか存在しません。

依頼する際には、上記の点に注意して、後悔なく内覧会を終えられるように準備をしておきましょう。e-LOUPEでも新築戸建住宅専門の内覧会同行・立会いインスペクションを受け付けております。戸建住宅を専門とし、床下と小屋裏の進入調査を標準採用したインスペクションで内覧会の不安を解消させていただきます。

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。