気密測定

寒い家の原因は断熱性能だけではありません。壁や天井に無数に存在する「見えない隙間」が隠れたもう一つの原因です。そのような隙間があればあるほど隙間風が吹く寒い家、つまり低気密の住宅となってしまいます。気密測定とは、住宅の隙間の大きさを専用の機材を使って計測することです。本サービスでは、第三者の気密測定技能者が新築住宅等の気密性能を明らかにすることで、中立的な立場でご報告をすることができます。設計どおりの目標C値が出ているか、住む前に気密性能自体を把握しておきたい、という方におすすめの検査です。

このような方におすすめ

建てた家の気密性能を確認したい
コンセントからの隙間風が気になっている
気密の数値（C値）を把握しておきたい

を選ぶ理由

第三者チェックで中立かつ安心の結果報告

弊社の気密測定サービスは、施工業者とは関係のない第三者による公正かつ中立な評価が保証されています。このため、建築業者や施工業者の影響を受けることなく、正確で信頼性の高い測定結果をお客様に提供することが可能です。

ホームインスペクションと同時に気密性能がわかる

当社のサービスでは、ホームインスペクションと同時に気密性能の測定を行うことが可能です。建物の全体的な状態を把握するとともに、気密性能についても詳細な情報を得ることができます。時間と費用を節約し、一度の検査で多角的な評価が可能です。

気密測定とは？

気密測定は建物の気密性能を測ること

気密測定とは住宅全体に隙間がどれくらいあるかを計測し、C値（相当すき間面積）という数値で出す検査です。
C値を測ることにより、1m²あたりの隙間面積（cm²/m²）がわかります。
実際の作業では、専用の機械を使って室内の空気を外に押し出し、室内外の気圧差から住宅の隙間の量を測定します。
気密測定の作業方法は？

1.専用の機材を設置する
まずは気密測定器を室内に搬入し、1箇所の窓に設置します。窓はなるべく小さいものを使用します。
2.換気口を目張りする
気密測定では設計された隙間は数値から除外するため、すべての換気口をテープで塞ぎます。このとき、24時間換気などのスイッチはオフにしておきます。
3.測定を開始する
専用のコンピューターを起動し、測定を開始します。合計3回おこない、平均の数値を算出します。
C値が悪いとどうなるの？

高気密住宅では1.0cm²/m²以下が望ましいとされます。しかし、一般的な家では4.0や8.0といったC値となることが多いようです。仮に延床面積100m²の家が4.0だとすると20×20cmの穴が開いていることになります。
このような家では寒暖差の激しい家となり光熱費がかさむことになります。さらには壁内結露が発生して住宅寿命が縮む可能性もあるのです。