診断事例

新築戸建て

床下で感じたメンテナンス性の悪さ

今回は新築調査の事例をご紹介します。

指摘事項はなかったものの、床下で気になる点が2つありました。

それは、床高が低くて人が入るには困難だったこと、そして基礎の内側に断熱材を貼り付ける仕様だったことです。

床高が低く床下への進入は困難
内基礎断熱で覆われており、通常のシロアリ対策は難しい

この建物では一般的なシロアリ対策の実施は難しいでしょう。

それによってすぐに問題が起きるわけではありませんが、今後20年、30年住み続けることを考えたときに不安が残ります。

断熱材には、万が一シロアリに侵入されると通常の建物よりも被害が広範囲になってしまうリスクがあります。

実際、シロアリの侵入に気づかず被害が拡大し、断熱材を取り壊して大規模な駆除を行った・・・という事例も存在します。

長期的な目線でのリスクを把握しておくのも大切なことだと思います。

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