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やらないと後で後悔する!?内覧会での「リビング」調査

2021.09.07
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

こんにちは。e-LOUPEの大原です。私たちは「住宅診断(ホームインスペクション)」という、新しく買った家の引き渡し前の調査を買い主様に代わって行います。

私たちは建築士の資格も保有しており、「ホームインスペクター」としてこれまでに何百件と住宅の調査を行ってきました。今回はその中でも「リビングのチェック」についてお話ししていきます。

リビングは浴室や台所と違って「目に見えない場所」が少ない分、住み始めてから気づく不具合は少ない傾向にあります。しかしそれでも、やはり隠れた指摘事項は存在します。

内覧会は建物の「最終確認」の場ですので、部屋全体の雰囲気だけを見て満足するのではなく、「安心して住めるかどうか」の検査も行うべきです。

e-LOUPEの内覧会でのリビングの調査について、一緒に見ていきましょう!

内覧会でのリビングのチェック場所

内覧会でリビングで見て回るのは

  • 建具の立て付け
  • 傾斜
  • 火災報知器
  • クローゼット

などです。

建具の立て付け

建具の開閉がしっかりできるかの確認を行います。立て付けを確認する場所として

  • クローゼット
  • ドア
  • 掃き出し窓

などがあります。

新築でもビスの取り付け忘れ、調整ミスで異音やガタつきが起きていることもあります。

床のきしみ・床鳴り・たわみ
床を踏み込んだときにきしみがしないかどうかを足で踏み込んで確認します。中古住宅に限らず、新築の場合でも起こります。

床鳴りは木材の収縮や膨張などで季節的に一時的に鳴るものや、接着剤等の問題で起こることがあります。木造であればある程度は仕方ないこともありますが、新築であまりにも反応が出ている場合は施工の見直しが必要かもしれません。

基本的には建物の強度とは関係がない場合が多いですが、中古住宅での「床のたわみ」については床下でのシロアリ被害のサインとなっている事もあります。

経年劣化でたわんでいるだろうと決めつけては危険な場合があります。

傾斜

建物の傾きがないかどうかを確認します。

傾斜は建物の強度や飼い主の健康状態にも直結する大切な要素です。

建物の傾斜は調査方法がインスペクション会社により異なることもあります。一部屋や特定の部屋だけのチェックで終わらせる場合もあれば全ての部屋でチェックして回るところもあります 。

e-LOUPEではすべての部屋で傾きがないか確認をして回ります。

敷地が傾斜地や元々は沼地だったなど、不同沈下で建物全体で傾きが起きていることもあります。傾きが起きていてもそれが許容範囲のものなのか、部分的なものなのか傾向を知ることが出来ます。

火災報知器・電気

各部屋に設けられた部屋の電気(照明)や火災報知器が正常に作動するのかどうか確認して回ります。

まとめ

今回はe-LOUPEの内覧会でのリビングの調査の様子をご紹介してきました。

リビング一つとってみても、実は見るべき場所がだくさんあるということが分かっていただけたのではないかと思います。

内覧会ではこのように建物を細部までくまなくチェックして回ります。

もしe-LOUPEの住宅診断に興味を持っていただけたようでしたら、こちらのページでも詳しくご紹介していますので是非ご覧ください!

 

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。