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ホームインスペクションでの「排水管の調査」範囲や方法をご紹介

2021.09.07
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

「ホームインスペクションで排水管のチェックはどのようにして行うのですか?詳しく知りたいです。」

こんにちは。e-LOUPEの大原です。
今回はこのような疑問にお答えします。

多くの調査会社は調査メニューの中に「給排水管の調査」を盛り込んでいます。とはいえ、「どのような調査を行うのか」についてはプランにより異なります。

このページを読んでいただくと

  • ホームインスペクションでの給排水管の調べ方
  • 排水管のチェックを行う場所

これらについて知ることができます。

ホームインスペクションでの給排水管の調査内容

台所の排水管
ホームインスペクションにおいて給排水管のチェックは大事なチェックポイントです。なぜなら、「水周り」に関するトラブルは買い主の生活に大きな影響を及ぼすからです。

もし給排水管の施工に問題があり漏水が起きてしまえば

  • 濡れた部位の劣化
  • カビの繁殖
  • 木材の腐朽
  • シロアリのリスクの増加

といった具合に色々な問題を次々と連続して引き起こしてしまう可能性があります。漏水のトラブルはできるだけ起きないようにしておきたいものです。

では給排水管のチェックとは、具体的にどこをどのように調べていけばいいのでしょうか。

まず、ホームインスペクションでの排水管の検査は、基本的に目視で行います。洗面台や台所の下などをのぞき、水を出してみてその水が排水管の隙間から漏れてこないかどうかを確かめます。

もし排水管やその接合部のパッキンに不具合があった場合は、水が漏れてきますのでそれを見て指摘事項があるかどうかを判断します。

ポイントは、「少し時間を置くこと」です。排水管は、水を出してすぐに漏れている様子がなかったとしても、じわじわと水漏れが起きている場合があり、それを確かめるには水を流してから少し間隔を開ける必要があります。

実際にチェックを行う箇所

キッチンの調査
ホームインスペクションで検査を行う排水管の場所は、

  • キッチン
  • 洗面所
  • 浴室
  • トイレ

などです。ここでポイントとなるのが「調査範囲」です。

例えば、キッチンや洗面所のシンク下の配管であれば目視で確認することができますが、排水管の水漏れはシンク下だけでなく床下でも起こり得ます。

一応床下点検口から内側をのぞけば、ある程度の範囲内での不具合の有無を確認することはできます。

しかしやはり、床上からでは見えない箇所でも不具合が起きていることは考えられます。実際に私が経験した事例で、点検口から離れた床下の奥の方で水漏れが発生しており、辺り一面がびしょびしょになっていた、ということがあります。

床下での漏水
点検口が床下収納庫として利用されていた場合、床下収納庫をわざわざ外して中をのぞくことは無いと思います。もしその状態でずっと暮らしていれば、ニオイやカビなど様々な問題が起きていたに違いありません。

ホームインスペクションの調査内容は、調査会社や調査プランにより異なります。どれぐらいの範囲を調査をしてくれるのか事前に把握しておくことが大切です。

もし、すでに水漏れが起きてしまっていた場合にはその水漏れの範囲や水漏れによる影響が生じていないかを確認することをおすすめいたします。例え水が乾いたとしても、シロアリ予防の薬剤の効果が消失している可能性もあるので注意が必要です。

まとめ


今回は、ホームインスペクションでの排水管の調査についてご紹介してきました。(ホームインスペクションについてのより詳細な解説はこちらの記事でご紹介しています)

排水管の不具合は生活にも建物の寿命にも影響を及ぼします。住み始める前に不具合がないかどうかを確認しておくことがおすすめです。

e-LOUPEのホームインスペクションでは、一律の料金で床下から小屋裏まで全てを調査するメニュー方式を採用しています。もちろん排水管についても、洗面所やキッチンのシンク下だけでなく、床下に進入して全面を調査して回ります。

もし、ホームインスペクションをご検討でしたら、こちらのページでe-LOUPEを詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。