e-LOUPEの旬ネタコラム

  • 中古戸建て

ホームインスペクションでの「配管の調査」範囲や方法をご紹介

2022.10.21

”見えない場所”で発見する指摘事項の代表例が配管の不具合です。

そのことから、多くの調査会社は給排水管の調査を調査メニューとして盛り込んでいます。

このページでは、配管の水漏れが建物に及ぼす影響やその予防としてのホームインスペクションの活用について詳しくご紹介していきます。

配管の水漏れによる様々な悪影響

床下での漏水
配管の水漏れは建物に対して様々な悪影響を及ぼします。

例えば配管から漏れ出した水で木材が濡れてしまえばカビや腐朽の原因となりますし、水漏れが発生しているのが下水管であれば悪臭の原因になります。チョウバエやボウフラの発生といった2次被害につながる可能性もあります。

また、発生場所が2階であれば1階の天井のシミとなってしまう可能性もありますし、1階の床下であればシロアリ対策用の薬剤の効果が消失してしまう可能性もあり、シロアリ被害のリスクも増加します。

これらの例を取ってみても、万が一水漏れが発生していた場合には様々な影響を建物に与えてしまうことが分かります。

被害が進まないと気付かない場合も

床下の水漏れ

ここで問題なのは、建物に大きな被害を与える可能性のある水漏れは大抵が「気づきにくい場所」で発生しているということです。

洗面所や台所のシンク下など配管からの水漏れであればすぐに気づくと思いますし、早めの対応を行うことができます。

しかし床下のような見えない場所で水漏れが発生していた場合、知らず知らずのうちに被害が拡大してしまう傾向にあります。

例えば、浴室下の配管で水漏れを放置してしまい、悪臭が漂うようになって初めて気づいた・・・というケースもありました。

点検口から離れた奥の方で水漏れが発生しており、気づかないで過ごしているとずっと床下がびしょびしょの状態で暮らすことになっていた・・・と言う物件もあります。

点検口が床下収納庫として利用されていた場合、住んでからわざわざ外して確認することは考えにくく、気づいた時には床下が水浸しになっているケースが非常に多いのです。

ホームインスペクションでの配管の調査

インスペクションの床下点検
ホームインスペクションで調査を行う配管の場所は、

キッチン
洗面所
浴室
トイレ

などです。

調査は、基本的に目視で行います。洗面台や台所の下などをのぞき、水を出してみてその水が排水管の隙間から漏れてこないかどうかを確かめます。

もし配管やその接合部のパッキンに不具合があった場合は、水が漏れてきますのでそれを見て指摘事項があるかどうかを判断します。

ポイントは、「少し時間を置くこと」です。

配管は、水を出してすぐに漏れている様子がなかったとしても、じわじわと水漏れが起きている場合があり、それを確かめるには水を流してから少し間隔を開ける必要があります。

配管の調査で依頼主が気をつけること

ホームインスペクションを活用する上で依頼主が気を付けなければいけないのは、前提条件となる調査範囲です。

先ほどもご紹介したように、水漏れは「見えない場所」にこそ気をつける必要があります。

もし調査内容が床上からの目視のみであった場合、指摘事項が「なし」となっていてもその対象はあくまでも目視で確認できた範囲のみです。

例えばユニットバスの影に隠れて見えない配管が存在する場合や、配管がある位置が点検口からは死角になっており確認ができない場合なども考えられます。

ホームインスペクションの調査内容は、調査会社や調査プランにより異なります。どこまで調査をしてくれるのかを事前に把握しておくことが大切です。

さいごに

今回は配管に関するトラブルやホームインスペクションの活用法についてご紹介してきました。

住み始めてから不具合に気づくと、時間面でも精神面でも消耗することになってしまうので注意が必要です。

住み始める前に異常が発生していないかどうかしっかりとチェックをし、安心して住み始めることをおすすめします。

こちらのページではホームインスペクションについてのより詳しく解説していますので、もし興味を持っていただけたようでしたら是非一度ご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。