診断事例

中古戸建て自宅向け

ハチの巣を作られていた物件の住宅診断(千葉県)

スズメ蜂の巣
今回は中古住宅購入検討先の物件調査になります。購入検討者はあらかじめリフォームも視野に入れておられるようで、よほどの大規模な修繕とならないのであれば購入するつもりでいるとの事でした。築年数も30年を迎え、経年的な劣化は多数見つかりましたが、幸いにも事象としてはいずれも許容範囲内でしたので、お客様も安心されていました。

車庫で作られていた蜂の巣

しかし、小さいお子様もおられるということで心配されていたのは、「ハチ」でした。車庫にコガタスズメバチの巣が2つ見受けられ、いずれも現在は生息していないようでしたが、その周辺には過去の「巣の痕跡」がいくつも残されていました。恐らく前の家主さんがスズメバチに巣を作られては撤去しての作業を何度も繰り返されていたのだろうな、と努力の跡が伺われました。

この車庫は取り壊しを検討されているとの事で、環境が変われば巣も作られにくくなるとは思いますが、そういった類のリスクもあるのだと発見出来た調査でした。

▼このインスペクターが担当しました!

 

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