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内覧会でキッチンをチェック!見るべきポイントは?

2021.01.27
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

「内覧会を開催する予定です。キッチン周りで注意すべきチェックポイントは何なのか詳しく知りたいです。」

このような方のために、このページでは私たちホームインスペクターもチェックを行っている、代表的なキッチン周りの確認ポイントをご紹介していきます。

内覧会ではキッチンのココを見る!

以下の部分に注目しましょう。

キッチンのチェックポイント

  • 水漏れ
  • キッチン台
  • 換気扇
  • 備え付けの設備
  • 使い勝手

水漏れ


水漏れが起きていないか、シンク下をチェックします。水漏れをチェックする時のポイントは「レバーを動かすこと」です。左右に動かしたり、伸縮タイプのものだったら伸ばしてみたりと、動かすことで気づく水漏れもあります。

また、水漏れはシンク下だけでなく、床下でも起こり得るます。

もし床下で水漏れが起きているかどうかは直接進入して確認するのが確実ですが、それが厳しい時は「音」でチェックをしてみましょう。下の方で水滴が落ちるような音がするようなら水漏れである可能性も考えられます。

ちなみに、中古住宅でしばらく空き家の状態が続いた物件ですと、水回りに使われるパッキンが劣化していることがあります。

パッキンの劣化は水漏れの原因となりますが、水を出してから漏れている事がわかるまでに少し時間差があるので注意が必要です。その場のチェックに加えて、退出する前に改めてチェックするといいでしょう。

キッチン台

滅多にある話ではありませんが、設置の仕方に問題があると床に傾斜が起きている可能性も考えられます。

もし水平器を持っているならばキッチンが極端にシンクとは逆方向に傾いていないか確認してみましょう。水平器には簡易的なスマホ用のアプリを使ってみるのもいいでしょう。

換気扇


十分な排気ができているかどうかを確認します。確認にはティッシュペーパーを吸気口に当ててみるとわかりやすいのでおすすめです。換気扇の不具合で排気以外に考えられるのが「騒音」です。新築でも騒音が発生することはありますので一度はスイッチを入れて動かしてみましょう。

中古住宅の場合は元々の廃棄能力の低下だけでなく、単純に汚れによってフィルターに目詰まりが起きていることもあるので清掃した上でチェックが必要な場合もあります。

使い勝手


キッチンそのものの機能や不具合の有無にばかり注目してしまいがちですが、チェックしておいた方がいいのが「動線」についても調査です。

調理をする時に作業はしやすいかどうか、冷蔵庫や棚を置くのであればそれを想定して、どこに何を置くか確認しておくことをおすすめします。

中古だけでなく、新築でも建売だと自分の好みのものに交換するというケースも十分考えられます。

住んでしまってからではリフォームが大変ですしその間の調理も出来なくなりますので、機能だけではなく実際の使い勝手をイメージすることも重要です。

新築住宅では売り主から説明を受ける

新築住宅の内覧会では、キッチン周りの給水のチェックや棚・引き出しの開閉の確認は、設備の使い方や仕様の説明なども含めて売り主(施工店)と一緒に行うのが基本です。

ですので、「自分でどこかをチェックしなければ」という心配はあまり必要ないかもしれません。

また、中古住宅の場合は自分で仲介会社や売り主にメーカーの説明書などの有無を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

床下への進入調査
今回は内覧会におけるキッチンのチェックポイントをについてご紹介してきました。新築の内覧会ではある程度ちゃんとした説明があるものの、中古住宅の場合は仕様書の確保や売り主への確認など、様々な確認をしておいたほうがいいでしょう。

e-LOUPEでは内覧会に同行してのホームインスペクションを実施しています。

e-LOUPEのホームインスペクションでは床下への進入調査も標準メニューとして行っており、見えない場所での水漏れの有無も確認する事ができます。

内覧会においてキッチン以外にもみるべきポイントはたくさんあります。もし、「購入予定の住宅に安心して住めるようになりたい」という方はぜひ御気軽にご相談ください。

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。