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内覧会での「傷・汚れ」対策とは?

2021.05.12
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

「新築住宅の内覧会を行うのですが、傷や汚れがあった時は対応してもらえるのでしょうか?」

このような思いはありませんか?

このページではそんな方のために

  • 内覧会で傷・汚れをチェックした方がいい理由
  • 傷・汚れの見つけ方
  • 傷・汚れを見つけた時の対処法
  • 傷・汚れと同時にチェックすべきもの

についてご紹介していきます。

内覧会で傷・汚れをチェックした方がいい理由


内覧会で、傷や汚れをチェックをすべき理由、それは内覧会が「建物の最終確認・引き渡しの場」だからです。

傷や汚れはほぼ必ず存在します。

もし見つけたのが内覧会の後だったら?

あきらめるか、有償での対応となります。

「こんなところに傷が・・・」とならないよう、内覧会でしっかりチェックしておくべきです。

内覧会は引き渡しよりも1~2週間前に行う


通常、内覧会で傷や汚れを見つけた場合、引き渡しまでの間に「手直し」を行います。

職人さんを手配することを考えると、内覧会から引き渡しまでの期間はなるべく長く設けることをおすすめします。

最低でも1週間以上は開けておきましょう。

ちなみに年末や年度末はどこも忙しく、職人さんの手配が遅れがちです。

補修内容によっては引き渡しを過ぎてしまうこともありますので、年末や年度末は特に余裕を持つようにしましょう。

傷・汚れの見つけ方


内覧会で傷や汚れを見つける時のポイントは「明るくすること」です。

クロスやフローリングの傷や汚れは見落としがちです。

電気が通っていない
直射日光が当たらない

という場所は注意が必要です。特に建売の新築は各部屋に照明が設置されていないことが多いです。
懐中電灯
「ライト」を持参しましょう。(ない場合はスマホのLEDのライトでも大丈夫です)

また、冬は日が暮れるのが早いため開始時間にも注意が必要です。

傷・汚れを見つけた時の対処法

傷や汚れのチェック
カメラと一緒に持参した方が良いのが「カメラ」と「マスキングテープ」と「図面」です(カメラはスマホのものでも大丈夫です)。

傷や汚れを見つけたときは写真を撮ってマスキングテープを貼り、図面に書き込みましょう。

傷・汚れと同時にチェックすべきもの


汚れ・傷の確認するのは確かに大切ですが、忘れてはいけないのは内装以外の「構造・設計・雨水の侵入・設備」に関する場所です。

例えば、

「浴室の天井裏のダクトに隙間がある」
「バルコニーの防水層に剥がれがある」
「図面には載っているコンセントがない」
「小屋裏の金具が緩んでいる」

などです。

対応が遅くなれば症状が悪化してしまう物もありますので、注意が必要です。

これらの不具合に共通するのは「目に見えない場所」で起きている事です。

注意深く観察しましょう。

さいごに

インスペクションの外周調査
今回は内覧会での傷や汚れのチェックについてご紹介してきました。

傷や汚れの修繕は引き渡し後は自己負担となります。内覧会でしっかりと確認しておくようにしましょう。

また、内覧会では傷や汚れだけではなく「建物に不具合がないか」を調べることも重要です。

とは言え、「傷や汚れの確認だけでも大変なのに、不具合のチェックなんてできない・・・」

と思った時はどうすれば良いのでしょうか?

おすすめは「ホームインスペクションの活用」です。

ホームインスペクションは、住宅診断士が買い主に代わって建物を調査して回るサービスです。

基礎、外構、ベランダ、リビング、キッチン・・・

と隅々まで調査を行い、不具合の有無を確認します。

住宅診断士は住宅のプロで、多くの人は建築士の資格も持っています。

「プロにお願いして確実に安全なことを確めたい」という人には是非おすすめです。

e-LOUPEでも、内覧会でのホームインスペクションを受付中です。

こちらのページで詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください!

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https://www.eloupe-teoria.com/column/detachedhouse_preview/

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。