診断事例

新築戸建て

新築住宅の床下調査での「困った事情」

こんにちは。e-LOUPEの岩井です。

先日新築の床下を調査した際、少し困った状況に出くわしましたのでその時のお話をさせていただきます。

床下での困った事情とは?

床下で何に困ったのかというと、「床下の調査を想定していない施工」です。

床下は狭い空間をほふく前進で調査を行います。写真のように排水管などが床下の通路に設置されてしまうと、高さによっては人が進入出来なくなってしまいます。

無理に通ろうとすれば固定された配管を傷つけ、漏水といった別のトラブルに繋がりかねません。

今回の物件では通れないその先の範囲は少ないものでしたが、場合によっては床下点検口からすぐに通り道を遮ってまったく確認が出来ないというケースもあります。

ちなみに、床下の調査結果としては写真のような基礎コンクリートへの「クラック(ひび割れ)」が見つかっています。

クラックの長さや幅が大きいことから修繕が必要と判断してアドバイスをさせていただきました。

今回は進入が可能な場所で見つかったからよかったのですが、もしこういったクラックがこの配管の奥にあったとしたら・・・と考えてしまいます。

通常、ホームインスペクションは直接見れない場所は「調査の対象外」となります。

しかし、もし不具合があったとしたらそれが無くなるわけではないので、少しでも見れない場所は少なくしたいものです。

もし床下で広範囲に渡って見れない場所があった場合は、点検口を別途作成いただくことが望ましいです。

新築であれば売主に相談するのがいいでしょう。

中古住宅では契約前に点検口を作成する訳にもいかないでしょうから、引き渡し後に点検口を作成して改めて確認されることをおすすめいたします。

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