診断事例
自宅向け
築1年未満の自宅インスペクション、排水枡を見て気づいたこと
こんにちは。e-LOUPEの岩井です。
今回は築1年以内のご自宅のインスペクションの事例をご紹介します。
ご依頼のきっかけとしては施工不備により漏水が起きてしまい、そのことから建物全体の状況が不安になり調査を希望されたものでした。
外周調査、足元で見つけたのは・・・
外周の調査をした際、外構部分で少し気になるところが見つかりました。
それは「排水桝」です。
駐車場となるスペースには砂利が敷設されていたのですが、排水桝が地面から突出してしまっている状態でした。砂利の量が不十分で高さが足りなかったことや、それぞれの排水桝の高さにバラつきがあったこと等が原因だと思われます。
これでは歩行時につまづいてしまうかも知れませんし、駐車時に誤って桝を破損してしまう事故に繋がる恐れもあります。
住宅の状態に目が行きがちですが、時に外構部分も生活する上で影響を及ぼすこともあります。今回でいえば車の駐車場所であり、動線となるところでもあるのでこういったところへの配慮はほしいところですね。
今後の事故防止のため依頼主様にアドバイスをさせていただきました。
ちなみに新築時引き渡しの際には砂利の高さが充分に確保されていても雨の影響などにより地盤が締め固められて土が少し下がり砂利部分が不足するようなこともあります。
状況次第では修繕対応をしてもらえる場合もあるので、もし気になる箇所がある場合は早めに売主へ確認していただきましょう。
▼このインスペクターが担当しました!
「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。