診断事例

中古戸建て自宅向け

再確認で発見した配管部の水漏れ

既存住宅の購入検討者からのインスペクション依頼で調査を実施いたしました。
仲介業者によると、建物は定期的にメンテナンスが実施されており、設備や外装に関する不具合は見える範囲で見受けられていないとの事でした。

インスペクション当日、売り主様は引っ越しを済まされており、家具もほぼ無くなっていたため検査はスムーズに進行できました。建物外周、室内、小屋裏、床下と順番に確認しましたが、事前にいただいた情報通り、しっかりとメンテナンスをされており、とても良い状態でした。

しかし、インスペクション完了間際、洗面所の配管を再確認したところ、最初に見たときには無かったわずかな水染みが見受けられました。

配管水漏れ水漏れ近景

しばらく住まわれていなかった建物の場合、乾燥によるパッキンの劣化などから水漏れを起こすことがあります。

水漏れは流した直後だけではなく、時間が経過してからじわりじわりと染み出してくる場合もあるので、退室前に再度確認を行うようにしているのですが、今回はそれに該当するケースだったようです。

売り主様が住まれていた時には無かった問題が、後から起きてしまうケースもあるとご報告させていただきました。

▼このインスペクターが担当しました!

「見えないところへの徹底した追求」がe-LOUPEの基本方針です。