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ホームインスペクションでの「基礎」の調査とは?詳細を解説

2020.10.02
大原

WRITER

大原 卓也

一級建築士 e-LOUPEインスペクター

建築設備会社を経て、株式会社テオリアハウスクリニックに入社。2013年より住宅インスペクション事業に携わる。住宅調査以外にも、不動産会社向けセミナーや建築士対象の研修会の講師も行う。JSHI公認ホームインスペクター。ドローン操縦士。

ホームインスペクションの調査項目には「基礎」の調査も含まれています。基礎は建物を支えるとても大切な場所ですので、その調査もしっかりと行う必要があります。

このページではe-LOUPEがホームインスペクションにおいて実施している基礎の調査についてご紹介していきます。

ホームインスペクションにおける基礎の調べ方

e-LOUPEのホームインスペクションでは基礎の調査を主に

  • 表面の目視による確認
  • 配筋の確認
  • 音による確認

などの方法でおこなっています。

表面の目視による確認では、ひび割れの有無や配管スリーブとの接合部分に不具合がないかなどを調べます。配筋の確認では、基礎の内側の鉄筋が配置されている場所を調べます。音による確認では基礎の表面に浮きや剥がれがないかどうかを調べます。

それぞれの調査には「クラックスケール」「鉄筋探査機」「打診棒」という特別な道具を使います。

また、それぞれの調査内容は写真として記録し、所見をまとめた上で報告書として提出します。

ホームインスペクションで基礎の調査を行う際に使用する道具

e-LOUPEのホームインスペクションでは、基礎を調査するための道具として

  • 打診棒
  • 鉄筋探査機
  • クラックスケール

を使っています。それぞれについてどのような調査を行うのか詳しくご紹介していきます。

打診棒

打診棒

打診棒を用いた調査

打診棒は基礎の「浮き」を調べるのに使います。

基礎の表面には「化粧モルタル」という見栄えを良くするための処理がされていることがありますが、時間が経つとこのモルタルが剥がれ、基礎との間に隙間ができてしまうことがあります。

浮きが生じることによって、地震などの揺れに対して他の化粧モルタルに比べてひび割れが起こりやすくなります。

構造上問題ではなりませんが、見た目として目立つこともあり、部分的に剥がして後から補修をしてもモルタルの色違いになることもあります。また、このような目に見えない内部の隙間はシロアリが建物に侵入する経路となることもあるので注意が必要です。

打診棒を基礎に当てることで、音の違いからこのような場所がないか調べることができます。

鉄筋探査機

鉄筋検査機

鉄筋探査機を用いた調査

鉄筋探査機は基礎の中に鉄筋が図面通りに入っているかどうかを調べるのに使います。

鉄筋が設計通りに入っていないと、本来よりも建物の強度が落ちてしまう恐れがあります。

基礎の中に入っている鉄筋を目で確認することはできませんが、鉄筋探査機を使えば鉄筋がある場所がわかるので、配筋が正しく行われているかを確かめることができます。

クラックスケール

クラックスケール

クラックスケールを用いた調査

クラックスケールは基礎のひび割れの大きさを調べるのに使います。基礎のひび割れを見て、放置しても問題がないのか、対策が必要なのかを判断する重要なポイントが「大きさ」「深さ」などです。

クラックスケールを使えば、基礎のひび割れの大きさがひと目で判断することができます。

e-LOUPEのホームインスペクションでの基礎調査の特徴

e-LOUPEのホームインスペクションで実施する基礎調査の特徴は「一律の料金設定を行なっている」という点です。

多くのホームインスペクション会社では、鉄筋探査機を用いた配筋の調査はオプション調査(別料金)として実施しています。

e-LOUPEのホームインスペクションの調査費用は、鉄筋探査機による調査や、写真付きの報告書の作成も最初からメニューに含んだ上での価格として設定しており、すべての方に等しくサービスを提供させていただいています。

まとめ

今回はe-LOUPEのホームインスペクションにおける基礎の調査についてフォーカスを当ててご紹介してきました。

ホームインスペクションでは基礎以外にも様々な部位を見て回っていますので、もし「e-LOUPEのホームインスペクションについて詳しく知りたい」と思っていただけた方はこちらのページでより詳しくご紹介していますので是非ご覧ください!

▼ホームインスペクション|住宅診断を依頼するときの注意点【完全版】
https://www.eloupe-teoria.com/column/homeinspection-points/

 

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