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新築住宅のホームインスペクションを依頼するタイミングはいつがベスト?

媒介契約の締結時に買い主がインスペクション業者を斡旋されるようになった「ホームインスペクション」ですが、「自分で調査会社を探して依頼をしたい」と思われる方や「注文住宅を購入したが念のためホームインスペクションを実施しておきたい」と思われる方も多いと思います。しかし、具体的にホームインスペクションを依頼するとなるとどの時期がいいのでしょうか。今回はホームインスペクションを実施するタイミングについてご紹介してきます。

上野山 典之  Webスタッフ 上野山

ホームインスペクションを行うタイミングは大まかに3つある

新築住宅において検査を行うタイミングはいくつか存在します。1つは注文住宅の建築の途中、2つ目は入居の募集を見つけてから契約するまでの間、3つ目は契約後から引き渡しまでの間です。

  1. 建築中
  2. 契約前
  3. 契約後(内覧会)

注文住宅の場合は建築中に検査を行うメリットは壁の中などもしっかり検査できるため、「欠陥」に対する不安を解消できるという点です。しかし、基礎の配筋、土台敷き、構造金物の耐力壁、外壁の防水など、それぞれに指摘事項がないかを1度の診断で全て判断することはできないので、調査も複数回実施する必要がありその分コストや手間がかかってしまうというデメリットもあります。(e-LOUPEでは建築途中検査は取り扱っていません。)

建売り住宅では、ホームインスペクションを実施するタイミングは契約を行う前の見学と契約を行った後の内覧会などのタイミングが考えられます。

建売住宅は契約前のご利用がおすすめ

建売診断でホームインスペクションを実施するのであれば、できるだけ契約前のご利用していただく事をおすすめします。契約前であれば、万が一住宅に指摘事項が見つかった際には補修などの交渉を行いやすくなりますし、別の住宅と比較する上での判断材料とすることもできます。しかし、様々な事情で契約日までに日程調整が厳しい場合も多いと思います。その時は引き渡し前の内覧会に立ち会わせていただく形になると思われますが、後々のトラブルの回避の為にも契約後の保証内容についてはしっかりと確認しておきましょう。

内覧会は時間に余裕を持ったスケジュールで組もう

内覧会を行う際のポイントとしては、前後にはなるべく予定を入れずにゆとりを持ったスケジュールを組んだ方がいいでしょう。内覧会は依頼主が新築住宅の室内の様子を見学するだけでなく、設備についての説明を受けたり、契約どおりの施工ができているかの確認をしたりと、それなりに時間を要することが想定されます。限られた時間の中で慌てて確認を行おうとすると指摘事項を見落としてしまう可能性があります。また、万が一指摘事項を発見して補修を行う必要があった場合に、それが引き渡し以後となった際は立ち合いなどの都合から日程の調整が難しくなってしまうことも考えられます。内覧会は引き渡しの直前に行うのではなく、1~2周間前ほど余裕をもって行うことをおすすめします。

細かな傷や汚れは調査の対象外なので注意


インスペクションにおいて調査の対象となるのはあくまでも「雨漏りや蟻害など構造に異常がないか」「主要な設備は問題なく使う事ができるか」といったものになります。クロスやフローリングに傷や汚れはホームインスペクターが主として調査する対象ではないので注意しましょう。そういった確認は依頼主が主体となって行う事になりますが、その際にあると便利なのは「マスキングテープ(養生テープ)」と「ライト」です。インスペクションに立ち合う際は、この2つを用意しておくことをおすすめします。クロスなどは、引き渡し後の不具合の補修は費用が発生する場合が大半なので、しっかりと確認するようにしましょう。

まとめ

契約前の住宅に対してインスペクションを実施について、住むかどうか完全に決まっていない住宅の検査に出費をすることに抵抗を感じてしまう人も多いのではないかと思います。しかし、契約後に「失敗した」と思わないためにも是非早い段階でインスペクションを実施することを勧めします。注文住宅についても住み始めてから不具合に気づく、ということがないようにするのが一番であると思います。納得のいく買い物をするためにも、インスペクションで建物の状況を調査していただくことをおすすめします。

 

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